「で、如何するん?とにかく面接だけでも受けてみたらええやん」と面接の申し込みを言われるままにすることになりました、するとわざわざ自宅の近くまでやってきてくれるというので、顔なじみの数少ないファミレスを指定しておきました。柔らかな関西弁の男の人がすると電話の応対をしてくれて、言葉遣いのふだんから凶悪私はこの関西弁にだまされてしまいました。

 

正直に薄気味悪いな関西人は、そう思いながら鳴り続けるスマートフォンの電源を切り、トイレに急いで駆け込んでじっとうずくまってやり過ごそうとしたのです。ファミレスではさいわいなことに何も注文せずに座っていましたから好きを見つけて逃げ出すことに成功したのですが、チラッとその時見た風俗の店長という人を見ると仏のサラリーマンにしか見えなくて、余計に怖かったことを覚えています。

 

ファミレスの席に座って当日になって待っていると時間に15分くらい遅れてスマートフォンに着信がありました。普通の風俗店のようにデリバリーヘルスと言うのはお店の中でプレイするのではなくて、女の子がお客さんが指定したホテルに出張していくという風俗店です、実際にやるプレイは場所が違うというだけで以前アルバイトをしていたヘルスと同じようなものだと思っていたので、「ヤバそうな感じだったら、すぐにバックレればいいや」と気軽に電話してみたのです。

 

見慣れない番号でしたがあらかじめ当日には連絡すると聞いていたので迷わず出てみると、あれ、猛獣が昨日と違って電話をかけてきたような意気のいい関西弁が・・・「おい!!いつまで待たすんじゃ」「よう分からんから手ェ上げんかいや!!」正直ビビりました。すぐにでもこれはファミレスを出て逃げなくては!そう思っていると携帯電話で大きな声でわたしに対して、ファミレスに「どこじゃ!どこにおるんや!」と喚きながら入ってきてしまいました。